台風一過の八丈島は、良い天気に恵まれました。朝の観天望気では、爽やかな青空が広がっていました。
今日のゲストは、午前中ポットホールコースのご予約でした。
登龍峠からは底土港に到着して停泊している東海汽船の橘丸がよく見えました。
八丈富士の頭にだけ薄い雲が掛かっていましたが、台風が過ぎて入道雲はどこかへ行ってしまいました。
ポットホールに到着するとツクツクボウシが大合唱中でした。
夏の終わりに最後の生を一生懸命に生きようとしている声が沢筋に響いていました。
この夏の雨の少なさでチョロチョロだった沢は、雨の後でしっかり流れていました。
苔類やシダ類が喜んでいるように見えました。
コウズシマクラマゴケ、ヒノキゴケ、スダジイ、ハチジョウギボウシ、アオノクマタケラン、アリドオシ(一両)、ハチジョウテンナンショウ、明日葉の花、キノコ類を観察しました。
木漏れ日がとても綺麗なポットホール散策になりました。良かったです。
汐間海岸までやってくるとサーファーの方々が海から上がったところでした。
水はそれほど冷たくないそうです。黒潮のお陰ですね。
名古の展望から青ヶ島は望めませんでしたが、絶景の景色が広がっていました。
ピンクのツルボの花が咲いていました。秋ですね〜。
ゲストは、ドローンを上げて撮影されていました。名古の展望は、ドローンの申請は必要ありません。
八丈島でドローンを上げる時は、町中や八丈富士側は空港が近いため、航空法と電波法に従って八丈島空港管理事務所に申請が必要です。国土交通省のサイトに規制区域がありますのでご確認をお願い致します。


その後は、裏見ヶ滝へ。
ハマユウ(ハマオモト)の実が垂れ下がり、雨上がりでヘゴは水気を帯びて青空に映えていました。
この森の鎮守様である為朝神社石宮に参拝し、手を合わせました。
森を散策すると足元に葛の花が落ちていました。台風の風で樹々の上の方から落ちて来たのでしょう。
木漏れ日が差し、マイナスイオンがいっぱいで、ラカにオリを唱えさせて頂きました。感謝です。
足湯きらめきから黒潮の海原を望みました。
台風の後で少しうねりが残っていましたが、台風の後にしては穏やかでした。
ここからも青ヶ島は雲で望めませんでした。
帰り道、大坂の展望から八丈富士と八丈小島を望みます。
ゲストは午後に八丈富士に登るご予定とのこと。雲が少なく、絶景のお鉢と稜線が望めるでしょう。
浅間神社に無事に参拝ができますように、心の中で祈りました。
今日は遠くから八丈島へご来島頂きまして、ありがとうございました。
またいつの日か季節を変えて八丈島へおじゃりやれ〜!


































