今日は最高気温29℃の八丈島でした。風があり、それ程暑くは感じませんが、蒸すな〜という感じでした。
午前中、ポットホールコースのご予約でした。
登龍峠まで登っていくと、黄色い東海汽船の橘丸が底土港に停泊していました。
八丈富士にはガスが掛かっていました。
トンボがたくさん飛んでいました。渡りをするウスバキトンボのようでした。
ポットホールへのこん沢林道が通れるようになりました。
ポットホールは、誰もいませんでした。沢筋を風が気持ち良く吹き下ろしていました。
登山道を歩き始めると苔類やシダ類、キノコが多く見られます。コウズシマクラマゴケ、ヒノキゴケ、アリドオシなどを観察しながら、森を散策します。アカコッコ、イイジマムシクイ、鶯、時鳥の声が聴こえました。
腐生植物の雛の錫杖(ヒナノシャクジョウ)を見つけました!これは珍しいです!!
30分程の苔の森の散策でしたが、心身浄化されたように感じられます。
汐間海岸までやってくると、今日はサーファーが居ませんでした。
少し潮風に当たろうと車を下りて、小さな玉石でケルンを作って遊びました。
ゲストのお子様は5段、ガイドは4段でした。子供には勝てませんね〜。
名古の展望までやって来ると汐間海岸と洞輪沢港を見下ろすことができます。
遠く青ヶ島を望める日もあるのですが、今日は海上の雲が邪魔をしていて望めませんでした。
ここは第十六震洋特別攻撃隊が配備されていた場所です。
今日は8月6日です。1945年8月6日は、広島に原爆が投下された日ですね。心の中で手を合わせました。
裏見ヶ滝ではヘゴを観察することができます。八丈島はヘゴが自生する日本の北限です。
八丈島より北にはヘゴは生えていません。森の中のヘゴは青々としていて、生命力を感じます。
なかやまきんに君のように「パワー!」と叫んでしまいました。
台風の後ということもあり、滝の水量はそこそこありました。
モンステラやアオノクマタケラン、ハチジョウシダなどを観察しました。
森を散策した後は、足湯きらめきで黒潮の海を望みながら暫しの休憩です。
冬はザトウクジラを探しながら長く足湯に浸かるのですが、夏は汗が出て来るのでそこそこで上がりました。
藍ヶ江港へ下りていくとアオウミガメが息継ぎをしているのを発見しました。
釣り人は、カゴ釣りでムロアジを狙っていました。オヤビッチャやハコフグがコマセを突っついていました。
海は蒼く輝いていました。
大坂の展望を通過し、玉石垣を周回して、八重根漁港と海の様子を見てから、ゲストのお子様のご要望でハチジョウノコギリクワガタを探しに行きました。
残念ながらハチジョウノコギリクワガタは見つけられませんでしたが、ハチジョウコクワガタかハチジョウヒラタクワガタのどちらか見分けがつかない♂♀4匹を見つけました!ガイドはホッとしたのでした(汗)。
今日は晴花日のツアーにご予約頂きまして、本当にありがとうございました。
ご家族の夏の思い出に少しでもお役に立たなら幸いです。
また機会がございましたら、八丈島へ遊びに来て頂ければ嬉しく思います。
次回は八丈富士に登りましょう!また八丈島へおじゃりやれ〜!
感謝感謝の一日でした。ありがとうございました。














