◉三原山縦走コース開催

朝から良い天気に恵まれて、山日和でした。

スーパーが開店するまで時間があったので、宇喜多秀家のお墓にお参りしました。

八丈島の島民は、今でも宇喜多秀家公の恩恵を被っています。とてもありがたいですね。


伊郷名から歩き始めるとすぐに『人捨て穴』があります。島の昔話をお話して、手を合わせました。

この辺りは、ロベ畑が多くあります。フェニックスロベレニー（通称：ロベ）は、八丈島が全国シェアNo.1です。

花卉栽培が盛んな八丈島では、このロベ栽培が盛んです。


防衛道路をゆっくり登っていくと東南アジアや台湾などの南方から海を渡ってきたアサギマダラに10匹位会えました！

ひらひらヒラヒラと頼りなさげに飛ぶ姿と美しいその姿に魅了されて、足を止めて何度もシャッターを切りました。

アサギマダラにかなり時間を取られましたが、それも大切な出会いのひと時です。

四国お遍路を歩きで一気通し打ちされたお客様とガイドにとっては、

その日の出逢いに従うことがとても幸せなことだと分かっていました。


サンティアゴ・デ・コンポステーラも二度歩かれたお客様のお話に魅了されて、想いはヨーロッパへ。

いつかチャンスがあれば行ってみたいと思いました。


登山道では、ツワブキ、イズノシマダイモンジソウ、センブリ、ハチジョウアキノキリンソウ、ハチジョウアザミ、

アキノノゲシ、ツルソバ、ノコンギクなどを観察する事ができました。

尾根道や三原山山頂からは、美しい八丈富士や八丈小島、そして光り輝く海を眺める事ができました。

秋の夕日はツルベ落としと言いますので、大池、小池を過ぎてからは足を早めることにしました。

唐滝・硫黄沼を巡って、下山した時には日が落ちて暗くなってしまいました。（反省です）


二日間ご一緒させて頂いたお客様からは、沢山の幸せを分けて頂きました。

心より感謝申し上げます。ありがとうございました。