◉AMポットホールコース/PM唐滝・硫黄沼コース開催

◉AMポットホールコース開催
真夏の八丈島。日差しが強くなっています。
登龍峠からは八丈富士に雲がかかり、黒潮の海原には入道雲が湧いてきました。
海は凪て東海汽船の橘丸が底土港に停泊していました。これぞ夏の八丈島という景観でした。

ポットホールを散策するとツクツクボウシの鳴き声やアカコッコ、イイジマムシクイなどの鳴き声が聴こえます。
シュスランに花芽が出てきていました。もうすぐ咲く日が楽しみです。
コウズシマクラマゴケ、ヒノキゴケなど苔類が元気です。もう少し雨が降るとさらに輝くでしょう。
アカハライモリを捕まえると、ゲストの小学生は大喜び!「僕も捕まえる!」と探して、すぐに捕まえることができました。お子様の好奇心とスピードには感心します。
キノコもたくさん見られて、笹舟を作ったりして遊びました。

その後、お子様の希望は「海!」でした。汐間海岸と乙千代ヶ浜で海の生物を探しました。
ユビワサンゴヤドカリやカニや小魚を捕まえて、水槽に入れて観察しました。
もちろん八丈島は富士箱根伊豆国立公園ですので、生物は観察したら逃がす必要があります。
持ち帰ることは禁止です。ご注意下さい。

森と海を満喫した午前中のコースでした。

◉PM唐滝・硫黄沼コース開催
午後からは別のゲストさんと合流しました。今日と明日の午前中の二日間ご予約頂いているゲストでした。
ご要望を伺い、二日間のコースをご一緒に決定しました。

唐滝駐車場から歩き始めるとラセイタタマアジサイの花が咲く過程を観察することができます。
玉がパカーンと割れて、ピンク色の花が顔を出します。八丈島ではガクアジサイとラセイタタマアジサイが多く見られますが、8月から咲き始めるのはこのラセイタタマアジサイです。ラセイタとはオランダ語の医学用語で「ゴワゴワの布」という意味だそうです。葉っぱがザラザラしているのでこの名前が付いた訳ですね。

硫黄沼は美しいエメラルド色に輝いていました。
アカハライモリが唐滝川には多く見られます。オスとメスを見分けることが出来ればOKです。
唐滝の上空には雲が広がっていました。滝の神様や天狗様、ラカにオリをを唱えて、感謝を伝えました。

帰り道、大坂の展望から望んだ八丈富士にはガスが掛かっていましたが、八丈小島は美しく見えました。
明日も宜しくお願い致します。

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