今日は久し振りに快晴でした!八丈富士がくっきり頭まで見えたのは、今月初めてでした。
牧場の方のお話だと20日振りだそうです。
今日はご高齢のご夫婦のご予約で、一日エコツアーを開催しました。
ふれあい牧場の牛達は、盛夏の風を楽しんでいるようでした。
空にはアマツバメが飛び交い、リュウキュウツヤハナムグリもビュンビュン。
遥か南に青ヶ島が望めました。
八丈小島にも今日は雲が少ないです。
この時期のクロアシアホウドリ達はどうしているのでしょうか?
11月から6月までが子育ての時期ということで、環境省から八丈小島への規制があります。
南原千畳岩海岸の浜香やハマボッスの花達が元気です。
溶岩の上を散策し、宇喜多秀家と豪姫の碑に戦国武将の想いを馳せました。
お盆の日差しに負けてしまいそうになり、八丈ビジターセンターへ駆け込みました。
エアコンが効いていて、島の紹介ビデオを見たり、光るキノコを見たり、海の生物を観察したり。
ランチは、お孫さん達がいらっしゃる底土海水浴場へお弁当を買って行くことにしました。
海の水は引いていて、珊瑚の頭が出てしまっています。
ダイビングショップの話では、冷水塊が入り冷たいそうです。
真夏の日差しに海が輝いていました。
午後は、まず優婆夷宝明神社へ参拝しました。今日は終戦記念日です。
世界で起きている戦争が終息しますように、新たな戦争が起きないように、祈りました。
玉石垣を巡り、横間海岸で玉石を観察し、大坂の展望へ。
絶景の八丈富士と八丈小島を望むことができました。今日は本当に素晴らしい天気です。
昭和天皇が二度いらした黄八丈染め元めゆ工房に立ち寄り、八丈島の島の名前の由来にもなっている黄八丈について学びました。八丈島は約1,000〜700年前の平安時代に八丈絹という絹を生産して、その絹で北条氏は五代百年にわたって財を得ていました。その頃には八丈桑が今よりも多くあったので、蚕から絹を作ることが出来ていたのです。晴花日の庭にも八丈桑が一本あります。八丈絹の長さの単位「丈」が八丈島の島の由来です。
裏見ヶ滝の入り口には、キバナシュクシャが咲いていました。立派なその姿の陰には根っこに毒があります。
ヘゴやロベ、スダジイやモンステラ、アオノクマタケランやハチジョウシダを観察。
滝壺にはアカハライモリが泳いでいました。
目を閉じて、マイナスイオンの空気をお腹いっぱいに吸ってみると、森の息吹や木玉様の声が聞こえるようでした。
足湯きらめきで暫しの休憩です。目の前には黒潮の海と青ヶ島を望みます。
藍ヶ江港では水上バイクを走らせたり、サップを漕いだり、釣り人が居ました。
名古の展望では、第十六震洋特別攻撃隊の碑に終戦の日の今日の想いが被ります。
若干17〜18歳の若者たちの想いは、如何程だったのでしょうか?
「きけ わだつみのこえ」の巻頭には、
なげけるか いかれるか はたもだせるか きけ はてしなきわだつみのこえ
と記載されています。わだつみとは、海神を意味する日本の古語だそうです。
汐間海岸では、サーファーがサーフィンをしていました。
波に乗るサーファーの姿に今日の平和な日本に感謝しました。
ポットホールでは、ツクツクボウシの声が沢筋に響いていました。
ここには昭和35年に御成婚記念で植えられたスギ、ヒノキ、マツがあります。
10万年以上の時の流れに、地質、水量、傾斜の絶妙なバランスでポットホールは出来ています。
日本全国では、埼玉県の長瀞にもポットホールは見られますが、八丈島と比べると規模が小さいです。
登龍峠からは、斜陽に八丈富士と八丈小島が美しく望むことができました。
本当に美しかったです!終戦の日の天気は、関東・信越以西は広い範囲にわたって晴れていたそうです。
ラジオから流れる天皇陛下の声を起立して聴く写真には、日が当たっているものが多くあります。
終戦の日に一日エコツアーにご参加頂きまして、ありがとうございました。
ゲストのご夫婦の優しさに触れ、ご家族の愛を感じることが出来ました。
去年台風で来れなかったリベンジでした。心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
終戦の日、生きていることに感謝し、今日を誠意一杯生きないと!と思いを新たにした一日でした。









































