◉八丈富士コース(AM/PM)開催

朝6時過ぎはまだ雨が降っていました。晴花日の窓から望む八丈富士はガスに隠れていました。
前日、八丈富士に登れなかったゲストとは、今日も無理だな〜唐滝へ行くか。。。と思っていました。
天気予報では10時位に雨が上がる予報だったのです。
ところが、朝7時半を過ぎると雨が上がって、天気が急に変わってきたのです!
これは晴れてくるのではないか!?と思って、急遽ゲストにメッセージを送り、8時にお宿にお迎えに行くことにしました。
今日は午後も八丈富士に登る予約が入っていて、昨日からのゲストは夕方の飛行機で帰られるご予定でしたので、8時にお迎えに行かないと間に合わない状況だったのです。

登山口から登り始めると、ニオイウツギやシマヤマブキショウマの花が咲いています。
雨上がりの登山道は、植物の匂いに満たされていました。見上げると青空!アマツバメが飛んでいました。
遠くで雉の鳴く声が聴こえ、近くではホトトギス、ウグイス、シジュウカラの声が聴こえていました。

稜線まで登ってくると、絶景の稜線とお鉢が目に飛び込んできました!素晴らしい景色です!!
お鉢巡りの歩を進めると足下にはヤブコウジ(十両)の赤い実が覗きます。風は穏やかで爽やかでした。
山頂を過ぎて三角点にタッチして歩を進めると八丈小島が近づいてきます。
右には複式火口のお鉢の中の断崖と池塘が見えていました。
お鉢巡りも半分まで来ると目の前に八丈小島がドーン!と見えていました。あまりの美しさに幸せを感じます。
さらに歩を進めて六根清浄をしていくと、小穴にヤマグルマの若葉が風にそよいでいました。
アマツバメがビューンと横を通り過ぎていきます。
ザレ場を下り、小槍を横目にヤッホー!と叫びました。どこかでヤッホー!と返してくれる人が居ました。
幸せですね〜。無事にお鉢巡りを終えて、懺悔懺悔、六根清浄できました。

浅間神社の参道傍では、ハチジョウチドリの花が終わりを迎えていました。石斛の花は終わりました。
サルオガセのお爺さんの髭に触れて、シュスラン、シシランのくるりんとした若葉、ハチジョウオトギリを観察。
池塘を過ぎて、足元はぬかるんでいましたがようやく浅間神社に到着しました。
保育園児の持ってきた玉石に子供達の想いを感じ、木花之佐久夜毘売に手を合わせることができました。
今日も感謝です。ありがとうございます。イシバ様の横ではアリドオシ(一両)の赤い実と白い花が咲いていました。
お胎内通し(ガイドがそう決めている)をして、今日も新たに生まれ変わることができました。
小穴の中ではブロッコリーのようなヤマグルマの緑が鮮やかでした。

下山道は青空と黒潮を望みます。時間通りに下山することができ、ふれあい牧場から振り返る八丈小島の美しさに、その凛とした風情に木花之佐久夜毘売の姿が被りました。

二日間、晴花日のツアーにご参加頂いたゲストは、元教員のお客様でした。
なんとか天気に恵まれて、八丈富士にも登ることが出来て良かったです。ハーレーのお話に夢を頂きました。
本当にありがとうございました。これからもお身体に気を付けて、日本の旅を続けられて下さい。
またいつの日か季節を変えて、八丈島へいらっしゃることがございましたら、ご連絡頂ければ幸いです。
二日間、ありがとうございました。

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