今日は八丈富士コースのご予約でしたが、朝から八丈富士はガスの中でした。
ふれあい牧場まで登っていくと世界は真っ白。
登山口でゲストと話合って、八丈富士登山を中止して、ポットホールへ行くことにしました。
登龍峠からは、ガスに覆われた八丈富士の裾野だけが見えていました。八丈小島は望めませんでした。
低く垂れ込んだ雲は、梅雨前線が本土に掛かり、南からの湿った空気の影響でした。
こんさわ林道の途中で倒木がありました。道のほとんどを覆っていましたが、右端だけ枝を落とせば通れました。
ポットホールは誰も居ませんでした。ただ鳥達の囀りが聴こえていました。
イイジマムシクイが飛び交っていました。時鳥やアカコッコや鶯の声も聴こえてきました。
森は湿った空気に包まれて、妖艶な雰囲気を醸し出し、雨の影響で沢の水量も多くありました。
タブノキの新芽が赤く目立っていました。アリドオシは花が終わっていました。季節は夏に足を踏み入れたようです。
洞輪沢港から汐間海岸を巡り、名古の展望へ。ここも低く垂れ込んだ雲が覆っていました。
第十六震洋攻撃隊の碑に特攻隊の若人の気持ちを慮りました。
ランチは、「むらた」へ。美味しいマグロのフライを頂きました。ご馳走様でした。
お店は明日からしばらくお休みに入るそうです。
ランチ後は、裏見ヶ滝を散策しました。滝は水量を増し、モスケミソサザイと時鳥の声が谷筋に響きます。
キノコが生えていました。調べてみるとカワラタケかも知れません。色は茶色や黒などいろいろあるようです。
足下にはテイカカズラも花が多く落ちていました。その散らばり様がなんとも日本人の心を惹きつける様です。
小倉百人一首を選定した藤原定家は、式子内親王を愛していて、式子内親王が亡くなられた後の墓石に絡みついていたのがこのカズラで、テイカカズラと名付けられました。
ハチジョウシダの美しさに目を奪われて、見下ろした沢にはアカハライモリが水の中の石の上を歩いていました。
黄八丈染め元めゆ工房に立ち寄り、八丈島の島の名前の由来にもなっている八丈絹と黄八丈について学びました。ゲストは、宇喜多秀家をNHK大河に推す著名をして頂きました。ありがとうございました。
◉宇喜多の大河
https://okayama-castle.jp/ukita-taiga/
大坂の展望からはまだ八丈富士は望めませんでした。
南原千畳岩海岸を散策し、ガスに覆われた八丈富士と八丈小島を望みます。
宇喜多秀家と豪姫も今日は夕日を拝めそうにありません。
明日はガスが抜けてくれることを期待して、みはらしの湯へ向かうことにしました。
ゲストのハーレーをトレーラーに積んで日本を旅された話に心ワクワクでした。
明日もどうぞ宜しくお願い致します。


















