天気は曇り予報でしたが、晴れ間が覗く天気となりました。
今日は八丈富士コースを開催しました。
風が穏やかで、夏の暑さを感じる山歩きとなりました。
登山口から登り始めると時鳥や雉、鶯の声が聴こえていました。
登山道では、シマヤマブキショウマやニピウツギの花が咲いています。
季節が初夏に入ってきていることが分かります。
見上げるとアマツバメやウミネコが飛んでいました。ハシブトガラスは神の使いの八咫烏のようでした。
稜線まで登ってくると絶景のお鉢と稜線が目に飛び込んできました。
今日のお鉢巡りは風も弱く良いお鉢巡りが出来るな〜と安心でした。
ヤブコウジの赤い実が足下に隠れています。黒潮の海と八丈小島、お鉢の稜線と小穴が絶景でした!
登山者は少ないように見受けられました。
山頂を過ぎて、徐々に身も心も清められて行きます。
小穴のヤマグルマは若葉の色を増し、ビュン!と飛び交うアマツバメの風を切る姿に心を打たれます。
お陰様で無事にお鉢巡りを終えて、六根清浄出来ました。
稜線の分岐からお鉢の中に下りていくと、植生が変わります。
ハチジョウチドリや石斛の花が見られ、シダ類や苔類が多くなってきます。
シシランの新芽がくるりんとしていて可愛いです。
池塘の水量は多めでした。ユズリハはすっかり葉を入れ替えて、サルオガセやコウヤコケシノブを観察。
鳥居が見えてきて、無事に浅間神社で木花之佐久夜毘売に手を合わせることが出来ました。
今日も感謝です。ありがとうございます。イシバ様や保育園児の玉石の願いに想いを馳せます。
お体内巡りをして、小穴の中を覗き込むとヤマグルマの美しい緑が風に揺れていました。
今日のゲストお二人と鉄道旅の話や欧州の話などを伺いながら、あっという間に下山してしまいました。
ふれあい牧場では、晴花日の名前から取った「晴花」という子牛が居ます。
今日6月8日が出荷予定日でしたが、船の都合で延期になったそうです。いつ出荷されるか分からない状況のため、お別れに顔を拝んで来ました。八丈島を離れて、本土の牧場で大きく育てられて、新たな人生(牛生)に幸せな時間がありますように!少し親の気持ちになりました。。。
バスの時間までまだ時間があったので、南原千畳岩海岸を散策して、宇喜多秀家と豪姫の碑に立ち寄りました。
海辺では、テリハノイバラやハマボッスやハマアザミの花が咲いていました。浜香はハッカのような良い香りでした。
黒潮の海はベタ凪で、本当に夜から雨が降るのか?と思ってしまう海でした。
今日は八丈富士コースにご参加頂きまして、ありがとうございました。
ゲストお二人の楽しい会話に助けられて、幸せな一日になりました。感謝感謝です。
また機会がございましたら、八丈島へ島旅に来ていただけたら嬉しいです。ありがとうございました。






























