昨日、晴花日のガイドは八ヶ岳の気象研修から帰って来ました。
今日は秋雨前線が通過するため雨予報で、昼からさらに強く降る予報が出ていました。
11月22〜24日にツアーをご予約して頂いている旅行会社の添乗員さんが下見でご来島されました。
もしも雨が降った場合に八丈富士がどれくらい厳しい登山になるのか身をもって体験されたいということで、山頂やお鉢巡りは厳しい天気だったため、浅間神社まで行ってみることにしました。
登り始めから小雨が降っていました。
登山道では、ハチジョウアキノキリンソウやセンブリの花が咲いていました。
八丈島も秋の気配が漂って来ています。
稜線まで登ってくると山頂はガスの中で見えませんでした。
雨足は早くなって来ていたので、早く浅間神社を参拝して下山することにしました。
今月は神無月のため、木花之佐久夜毘売も出雲国に出向いていて不在です。
浅間神社に参拝すると、出雲大社まで声が届くように心の中で祈りを叫びました。
下山道は雨が強くなってきたため、滝のようでした。
防空壕が滝のようになっているのを初めて見ました。
転ばないように注意しながら無事に下山することができました。
木花之佐久夜毘売に感謝です。ありがとうございました。
ふれあい牧場に下山すると、牧場の皆様から「流石ですね〜!ギリギリセーフですね」とのお声掛け。
先程、島内放送で「大雨季報」が出たという放送があったそうです。
稜線の分岐でお会いした他の登山者達のことが気になりました。無事に下山できますように。
ランチは魚八亭で美味しい定食を頂きました。
外は豪雨となり、夕方の天気予報を見ると「大雨警報」と「雷・強風・波浪注意報」が出ていました。
八ヶ岳で気象研修から帰って来たばかりで、改めて登山での天気の重要性を感じた一日になりました。
下見でなければ、こんな日は八丈富士には登らない方が安全です。
来月のツアーが天気に恵まれますように。心よりお祈り申し上げます。