梅雨前線は、朝鮮半島に架かったり、梅雨前線が消えたり。
今年は過去の気象庁の天気の記録とは違ってきている状況で、八丈島は空梅雨になっています。
今朝は、一月に生まれた子牛で、晴花日から名前を付けられた「晴花」という子牛の旅立ちの日でした。
船に乗るのも初めてですし、島を出るのももちろん初めてです。とても不安な顔をしているように見えました。
本土で入札に掛けられて、どこかの落札した牧場に引き取られて行くことになります。
「晴花」のこれからの人生(いや牛生)に幸が在らんことを祈りました。
今日のご予約は、ポットホールコースでした。
登龍峠まで登って行くと、八丈富士や八丈小島にはガスが架かっていました。
海は穏やかで東海汽船の船が御蔵島へ向けて出港したところでした。
ポットホールでは、木漏れ日が差し、鳥達の声が聴こえていました。
イイジマムシクイ、アカコッコ、タネコマドリ、ホトトギスなどの声が聴こえていました。
足元にはテイカカズラの花がたくさん落ちていました。
藤原定家は、京都の小倉山にある小倉山荘の障子に小倉百人一首を選び記したとされています。
今日のゲストは、京都のご出身だそうで、式子内親王の話もさせて頂きました。
コウズシマクラマゴケ、ヒノキゴケ、アリドオシ、明日葉、スダジイなどを観察しながら、森を散策しました。
名古の展望からは、黒潮の海原を望むことができます。この日は青ヶ島は雲の中でした。
第十六震洋特別攻撃隊の特攻隊の碑に、若き特攻隊の方々の想いを慮りました。
裏見ヶ滝は、小雨でもまだ滝の水は流れていました。今月雨が少ないので心配になります。
ヘゴは日焼けしてしまって茶色くなっていました。
為朝神社石宮に参拝して、滝を周遊。ハチジョウシダやアオノクマタケランやモンステラなどを観察しました。
足湯きらめきで一休みして、ランチは「千両」さんで美味しい天ぷら蕎麦を頂きました。
食後は、ゲストのご希望でふれあいの湯で汗を流してさっぱりしました。
大坂の展望を経て、玉石垣を巡り、優婆夷宝明神社に参拝して、八丈ビジターセンターで光るキノコを観察。
八丈島空港で解散となりました。
今日はポットホールコースにご参加頂きまして、本当にありがとうございました。
京都からのゲストさんは、西郷隆盛が飼っていた「ツン」という名前の犬が書かれたTシャツを着ていらっしゃいました。八丈島は、薩摩から流されて来た流人に焼酎の作り方を教わったそうです。
西郷隆盛も奄美に流されたことがありました。流人から学ぶことはとても多くあったのですね。
また機会がございましたら、八丈島へおじゃりやれ〜!
感謝感謝の一日になりました。ありがとうございました。























