今日は、梅雨明けしたような天気となりました。梅雨前線は朝鮮半島へ。
ゲストを港にお迎えに行くと海の上には入道雲も見られました。
今日は一日エコツアーのご予約でした。
まずは、底土港からすぐ近くの八丈興発さんへ。ここは、70年の歴史があるそうです。
焼酎は最初75度の濃度からどんどん蒸留されて、最終的には25度の焼酎になるそうです。
蒸し蒸しとする建屋でのお仕事は大変ご苦労があるのだな〜と感心しました。
天気が良かったので、ふれあい牧場へ登って行きました。
晴花日の名前から名付けられた「晴花」という子牛は、もうすぐ出荷されるそうです。
いよいよ旅立ちですね。親心で寂しく思いますが、「可愛い子には旅をさせよ」と言いますね。
遥か南に青ヶ島を望みながら、人生いやいや牛生を全うして欲しいと願いました。
大越灯台の展望台に登ってみると海はベタ凪でした。島の東側も西側もどこもベタ凪です。
昨日のダイビングショップのブログで、イルカやタイガーシャークが出ている写真がありました。
イルカの背鰭でも見えないかな〜と探してみましたが。。。
南原千畳岩海岸で宇喜多秀家と豪姫の碑を拝み、流人第一号だった五大老の想いを慮りました。
見上げるとアマツバメやウミネコが飛んでいます。
トベラ、ハマボウフウ、ハマボッス、浜香、ハマアザミ、スカシユリが咲いていました。
玄武岩の溶岩の上を歩いて、大地のパワーを頂きました。
ランチは、あそこ寿司へ。大将の話を聞きながら、美味しいお寿司を頂きました。ご馳走様でした。
午後は、三原山をぐるっと回ることにしました。
登龍峠では、夏の雲が掛かる八丈富士と八丈小島が望めました。
海に飛び込みたい気分ですね〜。ガクアジサイ、カラスザンショウ、サルビアの花が咲いていました。
ポットホールは、沢筋に鳥達の声が響いていました。
イイジマムシクイ、ホトトギス、アカコッコ。鳥達の歌合戦です。
ゲストの奥様の膝を心配して、ストックを準備させて頂きました。ゆっくりなら歩けそうです。
シダ類や苔類やスダジイやタブノキやアリドオシなどを観察しながら、無事にポットホールを散策できました。
洞輪沢港から汐間海岸へ。ベタ凪でサーファーは居ませんでした。
クレソンを味見してから名古の展望へ。第十六震洋特別攻撃隊の特攻隊の碑があります。
母島や硫黄島へ向けて出航した特攻隊員の想いに心を馳せました。
ネジバナの可愛い姿が崖の上にありました。
黄八丈染め元「めゆ工房」に立ち寄ると、立派な木になったラグナリア(アオイ科)が咲いていました。
八丈島の島の名前は、八丈絹とその長さの単位「丈」から来ているとされています。
黄八丈を年貢として納めてきた江戸時代、大奥では高値で取引されていたとか。
黄八丈について学びました。ありがとうございました。
裏見ヶ滝を散策するとヘゴの美しさに目を奪われます。
アオノクマタケランの花が咲き、モンステラは若葉をメリメリと広げ始めていました。
アカコッコ、イイジマムシクイ、ホトトギス、モスケミソサザイの声が聴こえてきます。
大坂の展望を経て玉石垣を巡り、最後に島の総鎮守様である優婆夷宝明神社に参拝しました。
「栴檀は双葉より芳し」という諺があります。この神社の栴檀(センダン)の花が咲くととても良い香りが漂うのです。その諺の意味は、「将来大成する人は、幼い頃からその素質を現す」という意味だそうです。
今日は一日エコツアーにご参加頂きまして、本当にありがとうございました。
ゲストのお一人は、ガイドと同じ大田区出身だそうで、昔話に花が咲きました。嬉しかったです。
また高校もガイドの高校のお隣の高校でした!びっくりでした!
これからもお身体を大切にされて、健康と安全第一で全国の島旅を楽しまれますように!
今日は一日ありがとうございました。心より感謝申し上げます。



































