前日の大雨は通り過ぎましたが、今日は西高東低の気圧配置で日本海側は大雪、八丈島は気温が低く風が強い一日でした。
今日は、午前中は三原山登山(ピストン)と午後は唐滝・硫黄沼に行く一日エコツアーを開催しました。
玉石垣は江戸時代に陣屋があった場所です。玉石垣を運んだ流人たちやお役人の方々の気持ちを慮りました。
横間ヶ浦海岸に行ってみると、北西の強風のため海は大時化となり白波が打ち寄せていました。
ここから流人達が玉石を担いで大里まで運んだと思うと大変だったのだろうと想像されます。
強風の大坂の展望からは、美しい八丈富士と八丈小島を望むことが出来ました。
人捨て穴に立ち寄ってみるとサザンカが真っ赤に咲き誇っていました。お地蔵さんに手を合わせました。
カンヌ映画祭でパルム・ドールを受賞した「楢山節考」の映画を思い出しました。
三原山登山道入口上の駐車場には、センニンソウの綿毛が風に揺れていました。
登山道を登り始めると明日葉やイズノシマダイモンジソウやコウズシマクラマゴケや蛇苔などを観察。
センブリの葉の苦さが口に残りました。
上空では轟々と風の音が鳴っていましたが登山道は樹木で守られています。
稜線歩きは絶景の景色を楽しみながら、足元には椿の花が落ち、ミヤマシキミ(億両)やヤブコウジ(十両)、トゲナシサルトリイバラやヘクソカズラなどを観察しながらアーチの道を進みます。
山頂にある東京都防災無線の鉄塔では修復工事のため多くの機材が運び込まれて作業の方々にご苦労様ですと挨拶しました。
山頂から南を望むとカルデラが広がり、遠くに白波を立てた黒潮の海と青ヶ島が見えました。
三角点にタッチして、早々に轟々と鳴り響く風を後にしました。
ランチは「むらた」に行きました。椎名誠さんと飲んだ日が思い出されます。
お腹いっぱい美味しい食事を頂きました。ご馳走様でした。
ランチ後は、硫黄沼を経て唐滝まで行ってきました。
スダジイやラセイタタマアジサイ、ナガバノイタチシダやウラジロ、イズノシマダイモンジソウなどを観察。
硫黄沼は前日の雨の影響で少し濁って深緑色が濃くなっていました。
唐滝まで登ってくると虹が迎えてくれました!ラッキーでした。
ゲストの日頃の行いが良いのだと感じました。天狗様や木玉様に感謝し、ラカにオリを唱えさせて頂きました。
下山後は、冷えた体を温めようとやすらぎの湯へ。身も心も暖かくなりました。ありがとうございました。
今日は遠く釧路からご来島頂いたお客様でした。
釧路湿原や雌阿寒岳やオンネトーや羅臼岳や斜里岳に行った記憶が蘇りました。
幼少時期に高松に住んでいらしたと伺い、四国遍路の思い出にも触れることが出来ました。
お陰様でたくさんのお接待を受けた四国路の思い出が蘇りました。本当に感謝です。
また八丈島へいらっしゃることがございましたら、ポットホールや大滝や沢の小路などをご案内させて頂ければと思います。
お身体を大事にされてこれからもボートを楽しまれて下さい。
今日は本当にありがとうございました。感謝感謝の一日になりました。