◉三原山の三つの森を巡るコース開催

今日は三原山縦走コースのご予約でしたが、天気予報が外れて、朝の雨が長引きました。
お客様とご相談させて頂きまして、三原山の三つの森を巡るコースに変更に変更しました。

登龍峠から望むと八丈富士や八丈小島は見えず、底土港もガスの中。徐々に見えてくる程度でした。
雨上がりのポットホールは、苔類やシダ類が喜んでいるように見えました。
コウズシマクラマゴケ、ヒノキゴケ、明日葉、アリドオシ(一両)などを観察しました。
森の空気が美味しく感じられました。

名古の展望には第十六震洋特別攻撃隊の碑があります。
太平洋戦争の時に小笠原と硫黄島の戦いに出撃しようとした内容が記されています。
洞輪沢港と汐間海岸と低く垂れ込めた灰色の空を見つめながら、若干17〜18歳の若者の想いに心を馳せました。

沢の小路には、ヘゴが多く見られます。ヘゴは八丈島が日本の自生地の北限とされています。
足元ではアカハライモリがうじゃうじゃ出てきていました。雨上がりで沢の水量が増えていました。
イイジマムシクイやアカコッコ、ウグイスの声が沢筋に響いていました。

ランチは千両で美味しいお蕎麦を頂きました。ご馳走様でした。

午後は、硫黄沼と唐滝へ行くことにしました。
空は徐々に明るくなり、日が出てきていました。森は木漏れ日が綺麗で気持ちが良いです。
硫黄沼はエメラルド色に輝いていました。
唐滝まで登ってくると何とラッキーなことに虹が出てくれました。
お客様の日頃の行いがとても良いのでしょう。パッションフルーツをお接待させて頂きました。
滝の神様と天狗様とラカに感謝のオリを唱えました。ありがとうございます。

ANAの三便で帰られる前に空港までの通り道で、大坂の展望と玉石垣と南原千畳岩海岸に寄りました。
お客様の中は24時間の滞在になってしまわれた方々もいらっしゃいました。
また八丈島へいらっしゃることがございましたら、八丈富士や大滝なども是非ご一緒させて下さい。
充実した一日に感謝感謝の気持ちでいっぱいでした。ありがとうございました。
また八丈島へおじゃりやれ〜!

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