日本列島に寒波が押し寄せて、八丈島でも朝は小雪が舞う時間がありました。
地上の気温で5.1℃〜6.7℃という寒い一日になりました。
この日はお水取りのご希望で、半日エコツアーを開催しました。
服部屋敷では、樫立手踊りと八丈太鼓を鑑賞。親子二代の共演を見ることが出来ました。
やはり男性の太鼓は力強く格好良かったです!ありがとうございました。
蘇轍の花は赦免花と呼ばれています。
江戸時代に約1,800人も流されてきた流人たちの本土への想いが偲ばれました。
その後、黄八丈染め元のめゆ工房を見学しました。
八丈島の名前の由来になったと言われる八丈絹の長さの単位「丈」についてや黄八丈について学びました。
裏見ヶ滝では、入り口にスミレが咲いています。シチトウスミレかも知れません。
スミレは日本に約60種類存在し、蟻や虫が受粉すると混ざってしまうため同定するのが難しいと言われています。
為朝神社石宮の玉石垣の階段を登り切ると、足元にスダジイの実がたくさん落ちていました。
森を歩くとシマテンナンショウ(島天南星)の花が沢山見られるようになりました。
花序柄の仏炎苞から長く釣竿のように伸びている部分が特徴的ですね。雌雄異種で性転換するそうです。
紫色ならウラシマソウですが、この日は見られませんでした。
裏見ヶ滝に日が差して、美しい虹が架かってくれました!森の神や滝の神にオリを唱えさせて頂きました。
裏見ヶ滝温泉を覗いてみると誰もお客様がいらっしゃいませんでした。後からお二人男性がやってきました。
手が寒かったので温泉に浸けるとジワーっと手に温かさが沁みました。
足湯きらめきからは黒潮の海原に白波が立ち、大時化の海でした。ザトウクジラも見つけられませんでした。
ランチは、島の郷土料理のいそざきえんへ。島料理を堪能しました。ご馳走様でした。
切干大根が軒先に風に揺れていました。この時期だけの風物詩ですね。
大坂の展望は強風でした!八丈富士と八丈小島が凛として聳えていました。
玉石垣を経由して、島の郷社とされる優婆夷宝明神社に参拝しました。
そしていよいよお水取りへ。
14時を少し回っていましたが、薬師堂で薬師如来様に手を合わせてから、感謝してお水を頂きました。
身も心も清められ、良い運気が巡りますように。
南原千畳岩海岸は潮が吹き付けるほどの強風でしたが、宇喜多秀家と豪姫の碑に想いをはせることが出来ました。
今日は寒い道中を八丈島までご来島頂きまして、本当にありがとうございました。
名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)を是非ご覧頂ければ嬉しく多います。
また季節を変えて、八丈島におじゃりやれ〜(八丈島の方言:いらっしゃい)。
感謝感謝の一日になりました。ありがとうございました。






















