◉半日エコツアー開催

日本列島に寒気が流れ込み、八丈島もみぞれや霰が降り強風の一日となりました。
今日はゲストとお話をさせて頂き、八丈富士コースの開催を中止して、エコツアーを開催しました。

優婆夷宝明神社には、郷社の他に五つの神社(末社)が隣接しています。
末社は、松尾神社(月読命)、稲荷神社(宇迦之御魂大神)、磯神社(大国主命)、三島神社(大山祇神)、戸隠神社(御祭神不詳とされている)とホームページに記載があります。
◉優婆夷宝明神社のホームページ https://ubai-houmei.tokyo

出雲国の大国主命の息子の事代主命が伊豆諸島を治めたのですが、妃が八人いらっしゃって、その内の一人の妃の優婆夷姫(優婆夷大神または八十八重姫様)が八丈島にやってきて、息子の古宝丸と力を合わせて八丈島を納められました。

今日のゲストは八丈島生まれで10歳まで島に住んでいらした方でしたので、まずは島の総鎮守様にご挨拶することが良いと思ったのでした。

玉石垣を経由して服部屋敷へ。
樫立手踊りと八丈太鼓を鑑賞し、流人と島人の想いに触れることができました。

黄八丈染め元のめゆ工房では、親しくさせて頂いている誉さんの説明を聞くことができました。
八丈島の名前の由来は、約千年前の平安時代から八丈絹を生産してきた島だったのですが、その長さを測る単位として「丈」という単位がありました。ご参考:ウィキペディアhttps://ja.wikipedia.org/wiki/丈
1丈は約3.0303 m = 3030.3 mmになります。
神奈川の奥山宗麟、相模の三浦同寸(三浦義同と争った結果、伊豆の北条が五代百年に渡って八丈絹を支配していたそうです。
また八丈桑があったことから蚕を飼っていた訳です。晴花日の庭にも八丈桑が一本残っています。

ゲストの希望で汐間海岸へ。小学生時代にここで泳いだりしていたとのこと。思い出がある海岸なんですね。

ポットホールまでやってくると霙と霰が降り出しました。気温は低く、長く車の外に出ていることが出来ない程で、ポットホールを散策することはやめて入口だけ観察することにしました。
地面に落ちた椿の花に霰が降り積もる風情は、南の島の景色としてはとても美しく見えました。

登龍峠からは八丈富士と八丈小島を望む事ができましたが、西風が強く雲の動きが早かったです。
海は波浪警報が出ていたので、大時化でした。ザトウクジラたちもどこに居るのか分かりませんでした。

ランチは魚八亭へ。お米が高いのにお代わり自由と聞いて、ついついお代わりしてしまいました。

夕方の飛行機まで時間があるため、ふれあい牧場に行ってみました。
牛たちは強風を避けるように山の影に移動していました。寒さで我々も早々に撤収しました。
南原千畳岩海岸からは大時化の荒波が溶岩の岩場に打ち付けていました。
八形山のフリージア畑の入り口の河津桜は咲き始めていました。
立春を過ぎたので、この寒波を乗り切れば春はもうすぐですね。

今日はガイドの好きな山談義と落語の話が出来てとても楽しい一日になりました。
ゲストの優しい対応に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
晴花日ではリピーター割引1,000円やお友達ご紹介割引1,000円を行なっております。
またモンベルフレンドショップでもありますので、会員証の確認が出来れば500円お値引きしております。
季節を変えて、また八丈富士にリベンジしに来て頂ければ嬉しく思います。
寒い一日でしたが、心温まる一日になりました。感謝申し上げます。ありがとうございました。

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